Kurorea/AUのブログ

Undertaleの自AUの小説をちょくちょく書いていきます

The GhostsTale 3話

 

 

 

 


フロギットを見逃した後、人間はさらに奥の部屋へ進んでいった。

次の部屋は……床にびっしりとトゲが配置されており、

その周りを囲むように水が流れていた。

向こう側のトゲには血がついているのが見える……。


部屋を見た限りではこのトゲをどうにかできる装置もない…。

人間は辺りを見回しながら考え込む。



すると、右側の水の中で何かが光って見えた。

人間はそっと水の中を覗き込んでみた。


*なにやら水の中にスイッチがある


水の中に手を伸ばし、スイッチに触れる。


*スイッチを押した


「……!」

 

するとびっしりとあったトゲが一気に引っ込んでいた。

これで通れるようになったようだ。

向こう側へ渡ると、血の跡が次の部屋にまで続いているのが見えた。

血の跡を追うように次の部屋へ進んでいく。



その先は薄暗くてよく見えないが、

どうやらかなり長い一本道が続いているようだ。

血の跡はまだ続いている。跡を辿り歩いていく。



*…………?…鉄臭い匂いがする……


道を進むにつれ、その匂いは酷くなっていく。

とうとう道の終わりが見えてきた……だが…。


妙に一つだけ置かれている白い柱の裏から、

強烈な血の匂いがする…。



人間は覚悟を決めて、柱の裏へとゆっくり歩く。

そっと柱の裏を見ると……。


そこには床に血溜まりがあり壁にまで血が飛び散っていた。

床には血の着いたノコギリが置かれている。


*……!……嫌なものを見てしまった…


人間は思わず口に手を当てる。

血の匂いに耐えられず、急いで次の部屋へ走っていった。




次の部屋に行くと前に見たのと同じ水色の落ち葉がある。

そして人間の目の前には……

またあの金色に光るダイヤがそこにあった。

人間はその金色のダイヤに触れる。



*微かに匂う血の匂いが不安を感じさせる……

  だが貴方の決意は揺るがなかった



手を離すとまた金色のダイヤは消えていった。



「……?」


*なにやら、僅かに甘い匂いがした……左側からのようだ



人間は左側の道を進んでいく。

するとそこには部屋の真ん中に台座があり、

台座の上にはカゴが置いてあった。

カゴの中身を見ると……キャンディがいくつか入ってある。

カゴの近くにメモが置いてある。


“お一つどうぞ”


メモに書かれてる通りに、キャンディを一つだけ貰った。

見渡す限りほかには何もないらしい。

部屋を出て先へと進む。



そこから先は三つのパズルを解いて進んだ。

石を動かしてスイッチを押したり、

落とし穴で落ちない場所を辿ったり、

また石を動かしてスイッチを押したり……。



パズルを解き終え進んだ先には、また黄色く光るダイヤがあった。

周りをよく見ると部屋の壁の下側には……


穴が空いていた。ネズミ用の穴が。

人間は穴の前で座り込み穴をじっと見ていると……


ネズミが顔を出しこちらを見た。

人間とネズミはしばらく見つめあった。



ネズミが穴へ戻っていったので人間も立ち上がり、

黄色いダイヤに近づき触れた。



*ネズミと見つめあってコミュニケーションをとった

  貴方は決意で満たされた



黄色いダイヤはまた音もなく消え去っていく。



その時、何か違和感を感じた。

奇妙な煙が向こうの部屋から流れ込んできたのだ。

フラウィーやトリエルの時と同じような煙が。


*あの先にも誰かがいるのだろうか……?


怖がっても仕方ないと思った人間は、先の部屋へと足を運んだ。

The GhostsTale 2話

 

 


フラウィーが去っていった後、

人間は先程の言葉に怯えながらも紫色の門へ足を運ぶ。

 

その先にはさっきまでと違う景色が見えた。

部屋は薄暗く異様な雰囲気を纏っていた。

緑色の壁や床、地面には水色の落ち葉があり両脇に階段がある。

そしてその真ん中には……

金色に光るダイヤのようなものが浮かび上がっていた。

 

人間は惹き込まれるかのようにそれに近づき手を伸ばす……。

 

 

―――*不気味なようにも見える遺跡を目の当たりにして、

 貴方は決意で満たされた

 

 

不思議な感覚に呆然としていると、階段上から誰かが降りてきた。



???「あら、アナタ!地上から落ちてきたのね?」

 

深緑と黒が特徴的な服を来ており、口元は裂けて血がついてる。

そしてさっきの花のように煙を帯びていた。

 

トリエル「ワタシはトリエル、この遺跡の管理人よ。」


トリエルは顔に汗を垂らしながらもニッコリと笑う。

すると突然、トリエルは人間の腕をがっしりと掴みだした。


トリエル「心配しないで!ワタシはアナタの味方よ!」


トリエル「本当よ!アナタを傷付けたりしないわ!」


人間は必死に抵抗するも、力が強くて離すことができない…。

トリエルは人間の腕を無理やり引っ張る。

 

トリエル「さぁおいで!遺跡を案内してあげるわ!」


人間はそのまま腕を引かれ、遺跡の奥へと連れてかれた。

 


一つ部屋を通り抜け進んだ先は、レバーが3つほどあり橋が手前と奥で

2つある部屋だった。

その部屋を進んでいると道の途中で急にトリエルが立ち止まる。

人間は不思議そうにトリエルの様子を伺う、…何か様子がおかしい……。

トリエルからふと笑顔が消える。

 

トリエル「あぁ、思い出した」


そう呟くとまた笑顔で人間のほうを向き

 

トリエル「用事を思い出したから、ワタシは先に行くわね」

 

そう言ってトリエルは早足で先に進んでしまった。

 

 

*…どうやらここからは一人で進まなければいけないようだ……

 

人間はトリエルが行ったほうへ進む。

 





進んだ先には、なにやら今にも崩れそうなくらいボロボロになっている

布製のダミー人形がぽつんと置かれていた。

縫い目だらけで所々ほつれて綿が出ている。

人間はダミーをじっと見つめ……。

 

*貴方はダミーに話しかけた

 

*……会話は続かなかった………しかしダミーは心なしか嬉しそうだ



ダミーにお別れをした後、人間は次の部屋に進む。

薄暗い道を行くと壁に文字の書かれた石版がかけられていた。

だが文字は掠れていて読めない…。


すると、人間のもとに1匹のカエルのようなモンスターが飛び出してきた。

そして次の瞬間……辺り全てが白黒になった。


「…!?」


人間は突然の出来事に動揺するばかり。

それだけでなく人間のすぐ目の前に、

メッセージウィンドウと4種のコマンドが現れる。

 

“FIGHT”、“ACT”、“ITEM”、“MERCY”

 

メッセージウィンドウにはこう書かれていた。


*フロギットが威嚇しながら現れてきた


たしかに向こうにいるフロギットはこちらを睨みつけ威嚇している。

まだ状況を把握しきれていないが、人間はひとまずACTを押した。

さらに選択肢が出てくる。


 

*分析 *褒める *脅す


人間は少し考え……褒めるを押した。

 

*貴方はフロギットを褒めた

 

*フロギットはまだ威嚇している…


すると今度は宙からハエの形をした白い弾が次々と現れ

人間のほうへと飛んでいく。

地面からはトゲが人間を囲むように飛び出してくる。

弾とトゲをギリギリで避け続け、再びACTに手を伸ばした。


*貴方はもう一度フロギットを褒めた


フロギットは表情を歪め汗を垂らす。

その表情は戦うことを拒んでいるようにも見えた。


*フロギットはもう戦いたくないようだ

*今なら見逃すことができるだろう


よく見るとMERCYコマンドが光っている。

人間はMERCYを押した。


*貴方はフロギットを見逃した


フロギットはすぐに逃げ出していった。

周りの景色が一変し、元の薄暗い景色へと戻る。

未だに状況把握が追いついていないが……

深く考える暇はない、そう思い人間は更に奥の部屋へ足を運ぶ。

The GhostsTale 1話

地下に続く穴の真下、そこには黄色い小さな花畑があり

穴から降り注ぐ光で照らされている

その花畑の上に、一人の人間が横たわっていた



「…………?」


人間は目を覚まし、起き上がると不思議な様子で辺りを見渡した

すると人間は一つのものに目を向ける

それは自分より大きな高さの暗い青色をした門だった


*……何やら向こうの暗い場所に青い門がある

あそこに進む必要があるようだ


人間はその場から立ち上がり青色の門へと歩いていく




門をくぐり抜けたその先は……ただの暗い空間だけ

違和感を感じるほど暗い場所を進んでいく




すると、突然……


背後から何かの気配がした

人でもない、何かの気配が

すぐさま振り向くと、宙に白い弾のようなものが

浮かんでいるのが見えた

その弾は一斉に人間の方へと飛んでいく



「……!?」

 

人間は狼狽えながらも、なんとか危機一髪で避ける

地面に当たった弾は爆発し大きな音を鳴らす

その直後のことだった



???「ヒャハハハハハハハッ!!!」

 

弾のあった方向から不気味な笑い声が聞こえた

その方向を見ると


そこには奇妙な煙を帯びた青い一輪の花がいた

花は目や口から黒い液体を垂らしながらニンマリと笑う



???「ヒヒヒ……よくもまあノコノコとここに来たもんだ!

穴に落ちたあと、そんままくたばっとけばよかったものを…」


???「だが今の不意打ちをよく避けれたもんだ」


花はニヤニヤと笑いながら人間の腰のベルトに取り付けられた

小さなランタンに目をやりこう言った


???「ま、どうせ………その気持ち悪いほど光ってる

汚いランタンのおかげだろうけどな」


煙はまるでこちらを煽るかのようにゆらゆらとうごめく


???「あぁそうだ、今のを避けた褒美として自己紹介してやるよ」



すると花はさっきまでとは違ったようにニッコリと笑いながら

明るい口調で話す


フラウィー「やぁ! 僕はフラウィー!



――お前のようなクソッタレな人間を

地獄に追いやるために生まれてきた

ゴーストのお花さ!」


フラウィーは甲高い声でまた不気味な笑い声をあげた

煙はさらにうごめき、辺りが恐怖で満ちる

人間はあまりの恐怖に弱い力で後退りをする



フラウィー「フヒヒ……この世界はな、“殺す” か “殺される” かだ…

クズみたいなお前がこれから一体どんな選択をするんだろうなぁ?」


フラウィーは口角を上げる

口からは黒い液体がダラダラと流れていく



その途端、人間の後ろ側にある紫色の門から

ガタンッという物音がした


その音を聞くとフラウィーは嫌そうに表情を歪める


フラウィー「ゲッ……あのキチガイババアがこっちに来る……」


 

フラウィー「…まぁいい、僕はもう行くよ

お前はあのババアを殺すかな?殺さないかな?」


辺りに不穏な空気が充満する……人間は思わず顔を顰めた



フラウィー「……ま、どっちにしろ…


―――お前は地獄を見ることになるんだからな」



フラウィーは笑い声をあげて去っていった…